1. お墓づくりの安心と品質の重要ポイント
はじめに
今、お墓づくりを始めようとしているあなた様の心模様は、一様に「漠然とした不安」と「わからないことがわからないもどかしさ」におおわれていることでしょう。
そんなあなた様に、実際に石材店へ出向く前に知っていただきたい情報を公開します。是非、お読み下さい。
ところで、 良いお墓ってどんなお墓でしょうか?
価格の高い石で作ったお墓? 基礎工事が頑丈なお墓? 特売品をお値打ち価格で買ったお墓? 価値観の違いはありますので、人によってはどれも良いお墓の理由の一つになると思いますが、
私はお墓参りの回数が多いお墓が良いお墓だと思います。
逆の見方をすれば、お墓参りの回数の少ないお墓は良いお墓と言えない理由があるのではないでしょうか? でも、1年に何十回もお参りしたくなるお墓ってどうすれば作れるのでしょうか?
そして、お墓参りの回数が多くなる理由がいっぱい詰まったお墓づくりってどんなお墓づくりでしょうか?
そういう意味では、この12ヶ条はお墓参りの回数が多いお墓をつくる極意がいっぱい詰まっています。
まわりくどい話はおいておいて、とにかくこの12ヶ条を読み進めていただけることを願っております。
感謝。
あなた様のお話をじっくりとお聞きします
過去のお客様とまったく同じなお墓づくりはありえません。参考になる実例はたくさんありますが、全てのお墓づくりがオンリーワンであり、ナンバーワンでなければいけません。
人はこの世に生を享けると、いつか必ず死を迎えますが、過去の賢人曰く、人は二度死ぬといいます。一度目の死は肉体の死、二度目の死は人から忘れ去られた時だそうです。かけがえのないご家族を忘れないために、そして子どもや孫たちへその想いを引き継ぐためにも、じっくりと時間をかけたお墓づくりが良いお墓をつくるための大原則なのです。
お墓づくりは過去、現在、未来を結ぶ命の巡り合わせの縁の中で、大切なご家族が残した命と想いをつないでゆくために、現世代のお客様が担うべき大仕事なのです。この大仕事を限られた予算とスケジュールの中で後悔しないお墓づくりをするためには、じっくりとお話をお聞きするところから始めないといけないのです。
初めてのお墓づくりを始めるあなた様は「商談客様」ではなく「相談客様」なのです。お互い初対面なのに、いきなり「このお墓、この値札からどれくらい値引きできるの?」とご来店される「商談客様」も時折お見えになりますが、私どもも正直に言って面食らいます。残念ですが『いながき』とお話が噛み合わないかも知れません。
推測ですが、その「商談客様」はご契約をしようと考えている石材店に、価格を含めていろんな疑念を抱いていらっしゃるのではないでしょうか。それでは、良いお墓づくりのスタートからボタンの掛け違いがあるように思えてなりません。
念のためにお伝えしますが、『いながき』にご来店のお客様に、私どもから「このお墓はこの値札から〇〇万円値引きできます。お値打ちですよ。」とお声掛けすることはありません。
お墓や仏事に詳しいお墓ディレクターがいます
『いながき』には、お墓ディレクター1級 、2級の有資格者がいます。
日本石材産業協会 が認定したお墓ディレクターとは、日本のお墓文化の発展とお墓の正しい理解と普及を図るため、お墓についての幅広い知識、教養を備えた資格者です。
但し、私たちの国、日本は東西南北に長く、大陸、朝鮮半島、南西諸島、北方からさまざまな民族、文化、習慣、思想、宗教が融合しています。お墓づくりに関しても、お墓に関連する仏事に関しても、地方ごとに特色がありますので、その地方のお墓づくりに精通した地元のお墓ディレクターがあなた様の最も心強い味方といえます。
予備知識としてお伝えしますが、お墓ディレクターと同様に、葬祭業界には葬祭ディレクター、仏壇業界には仏事コーディネーターが存在します。
とかく不透明と言われるこの3つの供養業界の中で、消費者目線を大切にし、供養にかかわる正確な情報をお客様にお伝えする役割を担っているのがこられの資格制度です。
ただ、石材業界として反省しなければならないことは、こうした制度を作らざるを得ない背景です。
一部の質の悪い業者によって消費者様が不快な思いをされるケースが後を絶たなかったことが大いに起因していることは否めません。
あなた様だけのお墓づくりをします
『いながき』は、あなた様だけの理想のお墓づくりを徹底的に追及します。
まずはお客様個別の状況、条件、環境を整理します。
- 施工場所の地質的な特徴
- お墓づくりへの想い(故人への想い)
- 宗教、宗旨上のセオリー
- 地域によるお墓づくりの傾向
- ご出身地(故郷)のお墓づくりとの違い
- ご家族構成・形態に即した提案
- 施工時期の選定
- 震動対策
などを伺います。
その上で、使用する石材の選定、施工スケジュール、行政手続き、建碑式、納骨法要まで綿密にプランニングします。また現地計測に基づいてCAD設計で完成イメージを視覚的に捉えていただきます。
そして修正を重ねながら、繰り返し完成予想図をご提示いたします。私どもはあなた様と二人三脚でお墓づくりをしたいのです。充分に納得して頂いて始めてご契約となります。
妥協しない理想のお墓づくりを徹底追及したいお客様のご来店を、心からお待ちしています。
強引でしつこい営業はしません
- ご来店頂いたその場でご契約を急かすような事はありません。
- ご自宅への訪問や電話をしつこくする事はありません。
- 霊園や墓地で、偶然を装ったキャッチセールスはいたしません。
- お支払いは一括前払いではなく、お墓づくりの行程の進み具合に合わせて、内金・(中間金)・残金と数回に分けてご入金を頂いております。
- 良質な仕事をする良きライバル店様から良いところはどんどん学びます。決して争うことはしません。
- 安易な値引き、大幅な値引きを前提とした価格設定をしておりません。価値に見合った金額でご契約を頂いております。
- たとえ利幅が大きくても、品質の良くない石は扱いません。
- 墓地指定石材店、寺院御用達石材店であることを逆手に、常識はずれの法外な価格設定をいたしません。
以上の項目に挙げさているお約束は、悪質な業者の常套手段を反面教師として学びました。
悪質な業者はこの常套手段を駆使して、あなた様がじっくりとお墓づくりをする機会をことごとく打ち消してしまうのです。
つまり、良質な石材店と比較検討されるタイミングを与えないようにしているのです。
明確で分かりやすいお見積書(無料)をお出しします
ほとんどのお客様が初めてお墓を建てます。そのために、明確で分かりやすいお見積り書でなければならないと『いながき』は考えます。「お墓建立一式いくら」ではなく石材の価格、建立価格、付属品、文字彫り価格など、個々の価格をわかりやすく記載し、ご説明いたします。
自社責任施工の店です
『いながき』は、当店とご契約を頂いたお客様のお墓づくりに全力を尽くします。
永代にわたるお墓だからこそ、基礎工事から据付工事までの現地施工工程を自社の職人によって仕上げます。是非、作業の様子を見てみませんか? いつ何時でも施工現場へお越しください。
そして残念ではありますが、同業他社様や異業種様(葬祭店、仏壇店、JA農協など)が窓口となり、受注したお墓づくりの下請け施工はいたしません。悪しからずご了承ください。
したがって、当店とご契約を頂いたお客様の施工行程を下請業者、協力業者へ分離発注や丸投げをする事はありません。
※ただし、異業種様(葬祭店、仏壇店、JA農協など)が大切な顧客様を当店にご紹介を頂いて、当店がお客様と直接ご契約を頂けるならば、必ず喜んでいただける仕事をさせていただきます。ご紹介者様の顔をつぶすようなことはありません。安心してご紹介ください。
自社文字彫刻の店です
『いながき』は、当店とご契約を頂いたお客様のお墓の文字彫刻に全力を尽くします。
お墓づくりの仕上がりを左右する大きなポイントのひとつが文字彫刻の出来ばえです。
建碑式において除幕をした瞬間、施主様を始めとして参列者様の多くは、不思議な事にしかし自然と、文字彫刻の出来ばえに目線がいきます。また、ご依頼の彫刻内容によっては、彫刻文字の位置決めの行程にお立会いいただく場合もございます。
そして残念ではありますが、同業他社様や異業種様(葬祭業、仏壇店、JA農協など)が窓口となり受注したお墓の文字彫刻の下請け彫刻はいたしません。悪しからずご了承ください。
したがって、当店とご契約頂いたお客様のお墓の文字彫刻を、文字彫刻専門業者様へ外注することもありません。
※ただし、異業種様(葬祭店、仏壇店、JA農協など)が大切な顧客様を当店にご紹介を頂いて、当店がお客様と直接ご契約を頂けるならば、必ず喜んでいただける仕事をさせていただきます。ご紹介者様の顔をつぶすようなことはありません。安心してご紹介ください。
愛知の石、日本の石に詳しいです
『いながき』は、あたりまえですが石に詳しいです。
近年では昔からお墓づくりを生業としていない業者様が営業窓口を設けて、取次ぎをすることが多くなりました。とかくそのような業者様は外国の石ばかりを扱ったり、小さな薄っぺらな石見本だけで商いをしています。
それには理由があります。愛知の石、日本の石、外国の石の特性や違いをちゃんと説明できないのです。そして、価格の安さしかセールスポイントがなく、おすすめ品と言って不良在庫や利幅の高い石をすすめてくるのです。
また、本業とは別の片手間の商いなので、高価な愛知の石、日本の石を仕入れる気が無いのか、そのルートが無いのです。
私どもの展示場で、本物の愛知の石、本物の日本の石、外国の石をお客様ご自身の目で確かめて下さい。
きっと、あなた様が惚れ惚れする石に出会えるはずです。
長期10年保証をお約束しています
『いながき』は、10年保証をお約束しています。
誠心誠意のお墓づくりに全力を尽くしても、人間のすることに『絶対』はありません。謙虚な姿勢を忘れないためにも、万が一の事態の場合にそなえて、お客様に安心の10年保証をお届けすることは私どもの責任です。
鉄壁のアフターメンテナンス力でお墓を守ります
顧客データとともに精密な施工データを管理し、アフターフォローに役立てています。
- 業界屈指のお墓クリーニング技術でガンコな水アカや文字も読めなくなるしつこいカビ・コケも完全除去できます。また汚れの再固着を出来るだけ防ぐコーティング技術も目からうろこの効果があります。
- 防草施工のススメ。お墓掃除の最大の難題は草取りにあります。墓参時の草取りの負担を軽減し、自然環境にも配慮された防草施工は大好評です。
- 新規のお墓づくり以上に得意なリフォーム工事。
- 自社文字彫刻の強みを生かした迅速な戒名追加彫刻。
- 他社様が投げ出したり、面倒くさがるリフォーム工事も喜んでお引き受けします。私どもの腕の見せどころです。
石製品に限らず、とかく使い捨て、買い替えを是とした時代もありましたが、現在では今ある資源や環境を大切にして、いかに未来を担う世代の幸せも実現するかということが、どんな分野においても必要とされています。
地球上に存在する自然物の中でも際だって永遠性の高い『石』が、世界中でお墓として使用されている必然を今一度考えると、古いお墓の安易な処分、廃棄は見過ごせません。
今あるお墓も活かしながら、いろんなリフォームパターンをシュミレーションしてみます。便利なCAD設計機能を活用して、あなた様の期待を上回るお墓リフォームを実現してみせます。
機動力があります
『いながき』は、緊急事態にも即時対応します。
非常に残念な事件でしたが、平成19年5月6日深夜に知多市営知多墓園において、不特定の十数基のお墓がイタズラされる事件がおきました。
中にはお墓の頭の部分(さお石)が転倒したお墓もあり、ひどい状況に警察署員さんも新聞記者さんも絶句していました。
私どものお客様のお墓も一部被害にあいましたが、不幸中の幸いですが、お墓の震動対策を施してありましたので、お墓の転倒はありませんでした。
お客様へいち早くご連絡をし、墓地にて対応方法を打ち合わせました。そして、警察の現場検証の終了を待って即時修復作業を行い、事件発覚当日の日没までには修復作業を完了した実績があります。
余談ですが、事件発覚後1週間経っても復旧されないお墓があったことも事実です。
このケースは人災でしたが、被害が甚大なほど、お役所の対応速度には時間を要します。緊急事態の時こそ、責任施工した石材店の情報収集力、対応能力とスピードが要求されます。
あなた様がお墓づくりを依頼しようとしている石材店は、そうした実体験や対応の能力を持っていますか?
お墓以外の石工事に実績があります
『いながき』はお墓づくり以外の石工事も大得意です。
当たり前ですが、実は石材店の仕事にはお墓づくり以外にも、石像彫刻・仏閣・神社の石工事、記念碑、灯篭・庭物、住宅の石工事、大きなビルの床や壁の石工事など、たくさんの分野があります。
私どもはこれまでに数々の石工事をさせて頂きました。特に石像彫刻・仏閣・神社の石工事の実績に自信があります。
これらの仕事の特徴の一つは、たくさんの方々のご寄進、ご寄付などの浄財をもとにご契約されることです。ありがたい浄財を預る世話方の役員様は責任重大なので、寝食を忘れて優良な石材店を探し回ります。
石像彫刻・仏閣・神社の石工事はそのお寺・神社にとってこの先何百年の大普請で、永久に記録されます。だから、そうした石工事を価格や義理や縁故関係だけでは頼まないのです。
あなた様がお墓づくりを依頼しようと考えている石材店は、そうした石工事の実績は多いでしょうか?
また自慢できる石工事の実績がありますか?
建碑式(開眼供養)、納骨式(納骨供養)を完全サポート
『いながき』は建碑式(開眼供養)、納骨式(納骨供養)を完全サポートします。
社長は700回以上!専務は300回以上!建碑式、納骨式に立ち会っています。
無事に完成したお墓を、ただの石の構造物から『心の拠りどころ』、『終(つい)の棲家』、『家の根』として礼拝の対象とするためには、宗教者(僧侶、神職など)に建碑式を執り行って頂かなければなりません。そのうえで、亡きご家族の遺骨を埋葬するのです。
お墓づくりと同様に建碑式、納骨式の経験が豊富なお客様はいらっしゃいません。式当日は年忌法要、会食などスケジュールが立て込んでいることが多く、お施主様の負担は軽くはありません。
私どもは綿密な打合せの上、スムーズな準備を心がけ、お施主様や参列者様が故人との最後のお別れに専念できるようにお手伝いさせていただきます。そして、厳粛な中にも感極まる空間を共有させて頂くこの時こそ、石屋として仕事冥利に尽きる瞬間です。
もしお手伝いできなかったと考えると、石の取り扱いに慣れていないお客様がケガをされたら・・・とか、お供え物がちゃんと揃っているだろうか・・・とか、雨が降ってきそうだけど雨天対策は大丈夫だろうか・・・など、心配で心配で居ても立っても居られない気持ちになります。